荒木裕 プロフィール

Dr.荒木の写真

荒木裕(あらき・ゆたか)は兵庫県加古川市にある崇高(すうこう)クリニックの院長です。1934年生まれと80歳を超えた現在も現役の医師として活躍しています。

京都大学医学部・京都大学大学院を卒業後、大阪市の北野病院での勤務を経て渡米。ハーバード大学医学部・アメリカ国立衛生研究所(NIH)・アメリカサウスカロライナ大学医学部に合わせて10年以上に渡り在籍しました。

そのなかでがん研究に従事し「糖が癌細胞の餌になるのでは?」という考えから糖代謝の研究を深めていきました。

1983年に帰国後に崇高クリニックを開院。当時日本で増加していた生活習慣病の患者が増加していることに疑問を感じ食生活を調査しました。その結果あまりにも糖質の摂取が多いのこをが原因では?ということに気付き、アメリカ時代の糖代謝の研究をもとに糖質を断つ食事を指導したところ症状が改善する事例が多く見られました。

この経験から糖質を過剰に摂取する食生活と生活習慣病との関係を確信しさらに研究を重ねていき断糖食(ノーカーボダイエット)という理論を確立しました。2006年には一般書籍の「断糖宣言」も出版しています。(※現在はクリニックでの直販のみ)

ここ数年で日本でも糖質を制限する食生活がダイエットや糖尿病などに有効だとして一般にも知られるようになったことから、30年前から同分野に着目し治療に活かしてきた荒木医師の先見の明が評価されています。

現在はクリニックでの治療以外にも、低糖質の食品を研究・開発するローカーボ食品研究所の所長、NPO法人断糖健康倶楽部の顧問をつとめる他、兵庫県のクリニックまで来られない人の要望に応えて荒木式食事法をDVDで学べる断糖食シリーズを症状別に安価で発売するなど、第一線で活躍を続けています。


荒木裕の食事法を学べる症状別のDVDについてはこちらからご覧になれます。

荒木式食事法とは?

荒木式食事法で荒木裕氏が提唱する断糖食の「糖」とは基本的に糖質のことを指しています。炭水化物・糖質・糖類など言葉の違いがわかりにくいので簡単に解説します。

健康増進法に基づく食品の栄養成分表示では炭水化物=糖質+食物繊維と表示することになっています。つまり糖質とは炭水化物から食物繊維を引いたもので、

糖質 = 炭水化物-食物繊維

となります。わかりやすくするために炭水化物=糖質と書いてあることがありますが厳密には間違います。荒木医師も食物繊維のことは問題視していません。

さらに細かく説明すると

糖質 = 糖類+三糖類以上の多糖類+糖アルコール+その他

のことです。ここででてきた糖類とは単糖類と二糖類のことをいいます。のことをいいます。まとめると

糖質 = 単糖類+二糖類+三糖類以上の多糖類+糖アルコール+その他

ということになります。

細かいことまで書きましたが、炭水化物には糖質が含まれ糖質の中には糖類が含まれている、という理解ができていれば十分です。

※三糖類以上の多糖類:オリゴ糖・デキストリン・でんぷんなど
※糖アルコール:キシリトール・マルチトール・ラクチトール・エリスリトールなど
※二糖類:砂糖・乳糖・麦芽糖など
※単糖類:ぶどう糖・果糖など

すごく簡単に言えば荒木式食事法に共通するのは糖質を極力摂取しないということです。そうすることでいろいろな症状が改善するというのが基本的な考え方です。詳しい断糖食のやり方はあなたがお悩みの症状によって異なるので下記より各教材の詳細をご確認ください。

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