荒木医師のがん対策プログラムの購入を検討している方へ

荒木裕医師の断糖食シリーズの第5弾としてリリースされた「【荒木式】がん対策プログラム」について書いたページです。

プログラムのホームページをご覧になった方は荒木医師の食事法さえ実践すればがんが治り、病院で受ける標準的な治療に意味はないという感想をもったかもしれません。

しかしこれは間違いです。残念ながら現代医学におけるがんの標準的な治療で期待した効果がない患者さんがいることも事実ですが、標準的な治療でがんを治療できた人もたくさんいることも事実です。

また食事とがんの関係については様々な研究が行われていますが、がんと診断された後に有効な食事療法についてはわかっていません。「何を食べたらいいのか?」という疑問に共通する答えはないのです。もちろんがんに効くことを示唆するような健康食品やサプリメントの効果も科学的に証明されていません。

荒木医師が主張している糖質とがんの関係について

血糖値が高い状態が続く糖尿病の患者さんのがん発生リスクは高いことが指摘されています。

このような背景もあってか、血糖値を上昇させやすい糖質の摂取とがんの関係があると述べている医師は荒木医師以外にも複数います。海外でもアメリカ国立衛生研究所などで糖質とがんの関係に関する研究が行われています。

現状では糖質とがんを含む病気との関係は注目されているものの、糖質を制限すれば特定の病気が治るという考え方は医学の標準的なものではないといえるでしょう。

荒木医師のがん対策プログラムのホームページは標準的な治療に批判的過ぎる表現があり誤解を招くかもしれないので参考として記載ました。

主治医に相談

食事のことも含めてがん治療を進める過程で不安や疑問に思うことは主治医に質問してください。病院にある相談室や患者支援室などに相談してもいいでしょう。また他の医療機関にセカンドオピニオンを求めることも患者の権利です。

がんについてはいろいろな書籍やホームページがありますが基本的な情報は国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センターのがん情報サービスに整理されています。

最後に

前述の通りどのような食事が望ましいのか誰にでも当てはまるものはありません。荒木医師の糖質に着目した方法もその一つです。食事法として取り入れるかどうかは内容をご覧になって検討しても良いでしょう。

がん対策プログラムのホームページはこちら

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